「ママの振袖のサイズが合わない!」裄丈・着丈の直し方と対処法

「お母さんの振袖、私にサイズが合うかな…。」

「裄が足りない気がして、着るのをためらってしまう。」

成人式の準備を進めるなかで、そんなふうにサイズの不安を感じていませんか?

じつは、ママ振のサイズは、思っているほどシビアにならなくても大丈夫です。

合わない部分には、ちゃんと対処法があり、直さずに、着付けでカバーする方法もあります。

この記事では、振袖のサイズの基本から、測り方、合わないときの対処法まで、順番にご紹介します!

読み終わるころには、「この部分は、こうすればいい」が、分かっているはずです♩

ママ振を着こなしたベージュの振袖コーデ

サイズの話は、むずかしそうに思えます。

でも、見るべき場所は、たった5か所だけです。

着丈(みたけ)・裄丈(ゆきたけ)・身幅・袖丈・袖幅。

この5つを押さえれば、もう大丈夫です⭐️

着丈|身長差の影響が大きい

着丈は、肩から裾までの長さです。

いちばん、身長の影響を受けやすいところです。

身長差が5cm以上あると、ここが合いにくくなります。

ただし、おはしょりで調整できる幅もあるので、心配しすぎは禁物です。

裄丈|手の長さ。実は身長ほど変わらない

裄丈は、背中心から袖口までの長さです。

これが「手の長さ」にあたります。

意外なことに、身長が5cm違っても、裄丈は1〜2cmしか変わらないことが多いです。

つまり、身長差=裄の差、ではないということ。

ここを誤解している方が、とても多いです。

身幅・袖丈・袖幅|融通がききやすい

身幅、袖丈、袖幅は、比較的融通がききます◎

身幅は、補正である程度カバーできます。

袖丈と袖幅は、着付けである程度見せ方を調整できます。

つまり、この3つは、それほど心配しなくて大丈夫です💡

では、身長差が5cm以上あると、実際に何が起きるのでしょうか?

具体的に見ていきましょう!👀

起きること①:着丈が合わない

いちばん出やすいのが、着丈のズレです。

お母様のほうが背が高い場合、娘さんには裾が余ります。

逆に、娘さんのほうが背が高い場合、裾が足りなくなります。

この「余る・足りない」が、着丈のトラブルです。

起きること②:裄が合わない

次に、裄です。

裄が足りないと、袖口から手首が出てしまいます。

裄が余ると、手がすっぽり隠れて、動きにくくなります。

ただし、前述のとおり、身長差ほどは差が出にくい部分でもあります。

起きること③:帯の位置がしっくりこない

意外と気づきにくいのが、帯の位置です。

身長が変わると、帯を結ぶ位置も変わります。

そのままだと、帯が低く見えたり、高く見えたりします。

ここは、着付けの調整で、きれいに直せます。

対処の前に、まずは現状を知りましょう!

自分のサイズと、振袖のサイズを、測ってみてください。

振袖の着丈と裄丈の測り方の図解

着丈の測り方

振袖を平らに置き、背中心の一番高いところから、裾まで測ります。

自分の場合は、首の付け根あたりから、足元までです。

この2つを比べると、丈の過不足が分かります。

裄丈の測り方

振袖は、背中心から、肩山を通って、袖口まで測ります。

自分の場合は、背中の中心から、腕を軽く下げた状態で、手首のくるぶしまでです。

ここを比べると、裄の過不足が分かります。

測るときのコツ

測るときは、メジャーをぴんと張りすぎないようにしましょう。

衣類の上から測ると、実際より大きく出てしまいます。

迷ったら、この2か所だけ測れば十分です。

ここからは、裄が合わないときの対処法です。

3つの選択肢を、順番に見ていきましょう。

対処①:裄を出す直し|プロに相談

裄が足りないときは、直しで対応できます。

袖口を広げたり、肩の縫い目を出したりして、裄を出します。

反対に、裄が余るときは、詰める直しになります。

ただし、生地の状態によっては、直せないこともあります。

まずは、専門店で見てもらうのが確実です💡

対処②:直さずに着付けるプロの技

「直すほどではない」という場合は、着付けでカバーできます。

たとえば、衿を深く抜いて、肩のラインを後ろにずらす方法。

袖を少し手前に寄せて、袖口の出具合を調整する方法もあります。

プロは、補正(下に当てる布)で、見え方まで整えます。

「直さなくても、ここまでできる」のが、着付けの力です⭐︎

対処③:姉振・レンタルで補う

どうしても合わない場合は、別の一着を選ぶのも手です。

姉振があるなら、サイズが近いこともあります。

サイズを優先したいなら、レンタルという選択肢もあります。

「着たい」と「合う」のバランスで、考えてみてくださいね。

ママ振を着こなした華やかな総柄の振袖コーデ

次は、着丈です。

こちらは、おはしょりで調整できるのがポイントです💡

丈が長いときは「おはしょり」で調整

丈が長いときは、おはしょりを多めに取ります。

おはしょりを長く取ると、その分、裾が上がります。

体格にもよりますが、数センチなら、これで対応できます。

帯の位置で、見え方も整えられます。

丈が足りないときは「おはしょりを少なく」

逆に、丈が足りないときは、おはしょりを少なめにします。

おはしょりを短くすると、裾が下がります。

足りないぶんを、おはしょりで補うイメージです。

着付けの工夫で、案外なんとかなるものです。

それでも合わないときは、身丈直し

おはしょりで対応できない場合は、身丈直しを検討します。

裾を上げたり、出したりして、丈を調整します。

こちらも、生地の状態によって可否が変わるので、早めに相談すると、選択肢がより広がります。

Q. 裄が2cm足りない場合、直すべきですか?

A. まずは、直さずに着付けで対応できるか、相談してみてください。

目立たない場合も多いです。難しい場合だけ、直しを検討しましょう。

Q. 身長差が10cm以上ある場合は?

A. 着丈の差が大きく、直しが必要になることもあります。

ただし、おはしょりや帯の位置で、対応できる範囲もあります。

一度、専門店で見てもらうのがおすすめです。

Q. 自分でサイズを測るのは、難しいですか?

A. 着丈と裄丈の2か所だけなら、ご家庭でも測れます。

ただし、正確さには限界がありますので、最終的には店頭で確認しましょう。

Q. サイズ直しは、どのくらい期間がかかりますか?

A. 直す箇所や混み具合によって変わります。

式の直前だと間に合わないこともあるため、早めの相談が安心です。

ママ振のサイズ、いかがでしたでしょうか?

ポイントは、合わない場所によって、対処法が変わるということです。

裄は、直しでも着付けでも対応できます。

着丈は、おはしょりである程度カバーできます。

そして、身長差ほど、裄は変わらないことも多いです。

「合わないから無理かも」と決める前に、ぜひ一度、相談してみてくださいね。

きもの夢見るゆめこ(田中屋呉服店)の本店・久留米店・佐賀店・小倉店では、お手持ちの振袖のサイズ相談を承っております。

経験豊富なスタッフが、着付けと直し、両方の視点で、いちばんよい方法をご提案します💖

無理なおすすめは一切ございませんので、どうぞ安心してお立ち寄りくださいね。

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